都筑区の放課後デイサービス FORTUNA  本日の療育風景

こんにちは、都筑区の放課後デイサービス FORTUNAです。

 

今日も、来年度から入学を希望されている方の見学がありました。その小さい子どもにも今現在通ってくれている先輩の子どもたちが挨拶をはじめ優しく声をかけながら接してくれているのをみて、しっかりと成長出来ていることを改めて実感し嬉しく思いました。

 

また、そのあと私に少し時間的な余裕がありましたので、子どもたちの様子を見るために急遽プログラムを変更し、私が行うことに致しました。テーマは”一斉指示が通るかどうかの見極め”です。

 

そのため今日のブログの担当は私こと校長です。毎日の活動の様子をしっかりと保護者の方に報告するということは大切であるいう考えで、開所以来、ブログを書き始めたのですが、他の事業所さんと比べてみても僅か2年足らずで800件以上のUP数という実績はダントツで少々驚いています。(リタリコ発達ナビ 都筑区の放課後等デイサービス でカウントされています)療育に真面目に取り組んでいることの表れだと自負しております。

 

午前は皆さんご存知の旗揚げゲームをやりました。このゲームは指示をよく聞かなければなりません。その上、素早い判断と手をあげるという身体の動作とともに、よく聞くために集中力も必要となります。

子どもたちは、最初は集中して聞くということがなかなかできませんでしたが、慣れてくるに従ってみんなの集中力や判断力も上がっていき、最後はほとんどの子どもたちがかなり早いスピードで指示に対応できるようになりました。

午後の活動は、一斉指示を集中して聞くことに加えて、語彙力を増やしていくことも含め身体の部位の名前を教え、部位の名前が言われたら自分の身体のその部位を素早く触ることや、言葉をよく聞いてボールを奪うことをゲーム形式で行いました。

 

みんな楽しみながらルールを守って先生の指示に従うことができました。また、勝ち負けにこだわりがある子どももゲームに夢中になることができ、いつもなら癇癪が起こることもある子どもも、負けても癇癪を忘れて大笑いでゲームに取り組むことができていました。

保護者の方から学校での様子を聞くと「一斉指示が通りづらい」という話をよく聞きます。しかし、本日、一斉指示を出してみると子どもたちはしっかりと聞くことが出来ています。

 

要するに、子どもたちの行動や気持ちを理解した上で、厳しく言ったり優しく言ったりと、手を変え品を変え対応することが大切なのだと思います。

 

私たちは、子どもたちが様々な楽しい経験をFORTUNAで積んで、それがより良い成長に繋がってほしいと考えています。

 

子どもたちの学習に関しても、4月の進級を考慮して、現時点で子どもたちの学力がどれくらいあるのかを、簡単なテストを通じてFORTUNAの職員内で共有しているところです。

 

学年関係なく子どもたちの習得レベルは様々ですが、社会的自立をしてもらうために平仮名、カタカナ、加法、減法等最低限必要なことは学んでもらえるように、私たちも工夫を凝らしています。

 

また、集団における生活態度についても、ダメなことはダメとハッキリ言うことも大事だと考え ”自分勝手な行動で他者に迷惑をかけないこと” を中心にした指導を心掛けていることをご理解いただき、ご家庭でも毅然とした態度で臨んでいただければと思います。

 

帰り間際、突然雨が降り、雷も鳴ったりしましたが、子どもたちが乱れることもありませんでした。今日は、久々に子どもたちに授業を行うことができて楽しい1日を過ごすことができました。

 

 

By 校長先生